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柚餅子とBrahms

2014年 11月21日 02:21 (金)

こんばんは🌃ラムネーズのおしゃべり担当、藤本慎也です。

 今日は朝から木枯らしかと思うような冷たい風、ここ最近毎朝見えていた雄大な富士も霞に飲まれ、「なんだか崩れそうだなぁ〜」と思っていましたが・・・・・・・・案の定☔️職場を出る頃には寒の雨。芯まで冷える1日でした。でも、今日降ってくれたから土曜日はきっといい天気になるはずです(^人^)🙏そう、土曜日・・・・・・

 本番も近ずいてまいりました。もう秒読み?昨晩も小坂氏のおうちにお邪魔して打ち合わせ、練習と終電ギリギリまで準備をしていました。そして帰りが遅くなると必ず待っている試練。それは・・・・・・・そう、食欲との戦いです。こんな時間に食べたは太ってしまう(最近ますます肥えてきたフジモンです)と、わかっていても手が伸びる。あ〜〜ダメだ!食べてはいけない!

そして昨日も負けてしまいました。

柚餅子

夜中の柚餅子(擬?生協の「切り落としくるみ柚餅子」)と珈琲。mismatchな様で意外と合うw至福の時でした。今日は負けないぞ!Σ(・□・;)


 さて、ここで今自分が聴いている曲についてお話します。はい、そうです、思いつきです。www
 スピーカーから流れているのはヨハネスブラームスの『ゲーテの「冬のハルツの旅」からの断章』作品53という曲です。『アルト・ラプソディ』とも言われ、あまり大きくない管弦楽(金管はホルン2本のみ、打楽器はいない)と男声合唱、そしてアルトのソロのための作品。この曲・・・・・・・ブラームス好きにはたまらない一曲☺️彼がまだ30代の作品で、交響曲もまだ書いていない頃に残したものです。が!しかし、老成なブラームスらしいなんとも言えない味わいが凝縮された一曲なんです🎵
 重々しい不思議な響きのする始まりは何か期待感すら抱きます。そんな中に朗々と歌い出されるアルトのソロはなんとも憂愁。味わい深いメロディーがたまりません。そして後半では男声合唱も加わり光が差し込みます。アルトと合唱の溶け合う美しさは正に絶妙!深い祈りを感じます。詩の内容は、冬の山の厳しさの中で一人の青年が、世を、人を、さらには自己を恨み、遂にそれらの苦悶への救済の祈願にいたる・・・といったものですが、この激しい情動を見事に音楽へとリンクさせるブラームス。これが本当のラプソディかも?
機会があれば是非一度聴いてみてください⭐️

と、勢いに任せて書いてしまいましたが、今回のプログラムにもブラームスが盛り込まれています。『アルト・ラプソディ』とは打って変わり、ハイドンのコラール(元は古い巡礼歌)にテキストをとった『ハイドンの主題による変奏曲』です。明朗で素朴な美しさが魅力的な曲ですが、これがまたすごい作品。緻密に書かれたテーマとそれを素に構築されてゆくバリエーション!そもそも10小節(5小節➕5小節)といった決してノーマルではない主題に美しさを見出すブラームスのセンス・・・・・・と話し始めると止まらないので。続きはコンサートで(え?w

他にもチャイコフスキーの名曲や二台ピアノの王道、さらにはこのコンサートの為に書いて頂いた新曲の初演まで。もりもりもりもり盛りだくさんでお待ちしております。(練習はいやはや、どれから手をつけていいものかw)
お時間のある方は是非、お運びください!🎶


ラムネーズコンサート
「めくるめく音楽世界≠旋律と変容」
2014年11月22日(土)
フィリアホール(青葉区民文化センター)
開場/13時30分
開演/14時
一般2500円 学生1000円(全席自由)
主催:わたべ音楽教室
後援:洗足学園音楽大学

♪問い合わせ♪
◎フィリアホールチケットセンター:045-982-9999(受付時間11-18時)(HP24時間オンライン受付)
◎ラムネーズ代表:090-4721-8639(渡部)
     メール:ramunez.2piano@gmail.com
◎こちらのHP問い合わせページよりご連絡下さい。(渡部佑二HP)

2014ラムネーズチラシ☆




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